「日本人好奇怪喔!為什麼要做這樣的事?」
「日本人ってなんか変だよ!なんでこんなことするの?」
前些日子日本的朋友第一次來台灣玩,
當時他一直說:
「台灣有好多日本的東西,真的跟日本很相似耶」。
その時彼が
「台湾、日本のものがたくさんあるし、
本当に日本にそっくりだなぁ」
ってずっと言っていたんですよ。
日本和台灣太相似了,
相似到我有時候會搞不清楚自己是在台灣還是日本。
わからなくなる時があるくらい、
日本と台湾は似ているというか近いと思います。
但是和台灣人說話時常常被問到:
「為什麼日本人會做〇〇的事呢?」
這個時候就會深刻感受到「啊阿、果然是不同的民族呀!」。
「どうして日本人って〇〇するの?」
という質問をたくさんされるので、
その度に「あぁ、やっぱり違う民族なんだなぁ」と
しみじみと感じます。
我這次就關於讓台灣人覺得疑問的各種問題為基礎,
來談談「日本人的不可思議的價值觀」。
「日本人の不思議な価値観」
について寄せられた質問に基づいてお話しいたします。
在車站裡明明有提著沈重行李而感到困惱的老婆婆,為什麼不幫助她呢?/「駅で重い荷物を持って困ってるおばあさんがいるのになんで助けてあげないんですか?」
以下這是我朋友在名古屋還是什麼地方所遇到的狀況。
在沒有電梯的地方,
看到老婆婆不知道該怎麼把沈重的行李搬上去而感到困惱,
但周遭的人卻不會出手幫助,
我朋友對於這種情況感到疑惑。
エレベーターがないところで、
おばあさんが重い荷物をどうやって上まで運ぼうかと
悩んでいる状況に対して、
周りの人はなぜ何も手伝わないのかと疑問に思ったそうです。
台灣人可能會覺得
日本人很冷血吧!
但是如果可以理解日本人對社交圈的想法的話,說不定就不會感到奇怪了吧。
と思われかねない出来事ですが、
これは日本人の「世間」の考え方を理解すれば
そこまで不思議ではないと感じられるかもしれません。
這裡說的社交圈指的是,
是社會學「內部關係與外部關係」中的「內部關係」,
像是同班同學和公司同事與自己相關的人們及所屬在同一個空間之類等等。
自分とつながりがある人々やその空間のことで、
社会学で「ウチとソト」と言われる、「ウチ」のことを指します。
內部關係的人是很珍惜的,
而外部關係的人基本上是和自己沒有關係的陌生人,
對日本人來說,有這種內外有別的默契。
ソトは基本的に自分とは関係ない・赤の他人という暗黙の認識があります。
即使看到樓梯上有提著重物感到不知該怎麼辦的陌生人,
卻不太去幫忙的原因,
是因為日本人認為這個人不是屬於自己社交圈裡的一份子。
それをなかなか手伝えないのは、
その人が「世間」の一員ではないからだと考えられます。
如果,這個感到困擾的人是在學校裏看到的人
或是鄰居的老奶奶的話,會主動去幫忙的人應該很多。
近所のおばさんとかだったら自ら進んで手助けする人が多いはずです。
311的時候震災區並未發生暴動,
反而互相協助幫忙的行為也是,
這是因為大家都是住在同一個區域而且同樣是受災戶的關係,而有同是一個社交圈的一員的認知。
助け合いの行動をとったというのも、
それが同じ地域に住む人々で同じ被災者ということで、
「世間」の一員であるという認識があったからだと思われます。
在西方世界並未有這樣的區分,
若有需要被幫助的人會平等地幫助他們。
那是因為他們認為人皆為平等,
不存在所謂的自己人及他人這種的社交關係性。
困っている人がいたら平等に助ける。
それは「世間」という関係性が存在せず、
皆平等だからだと考えられています。
「『些日子真的很謝謝你。』『接下來也請多多指教。』為什麼日本人會有這類的打招呼呢?」/「なぜ日本人は『この前はありがとうございました』『これからもよろしくお願いします』などという挨拶をするのですか?」
這也用日本人的社交圈原則來看的話就很容易明白了。
日本人和生活在相同社交圈的人們有共有時間的意識,
「前些日子的聚會上非常感謝您介紹山田先生給我認識」
「前幾天你送的伴手禮很好吃,謝謝你了」,
我想是不是用說這些話的方式來證實,然後再次確認同伴意識。
こちらも日本人の「世間」の原則を見ていくとわかりやすいです。
日本人は同じ世間で暮らす人々と時間を共有しているという意識があり、
それを
「この前の飲み会で山田さんを紹介してくださってありがとうございました」
「先日のお土産とてもおいしかったです。ありがとうございました。」
などと言って確認することで、
仲間意識を再確認しているのではないかと思います。
在西方世界,現在是現在而過去是過去,
比較沒有像日本人這種連續的時間意識,
因此日本人用這樣連續時間意識的問候的方式,西方人好像相當地困惑。
今は今、過去は過去という連続した時間意識が日本人と比べてないため、
日本人がこのように挨拶をするとかなり戸惑うようです。
「為人麼日本人搬家的話就要發送毛巾給鄰居呢?」/「日本人はなぜ引っ越しをすると近所の人にタオルを配るんですか?」
日本人搬家的話,就會去送毛巾給附近的鄰居然後打招呼說
「我是這次搬過來的 ◯◯,今後請多多指教!」。
「今度引っ越してきた〇〇です。これからよろしくお願いします。」
と挨拶をして回ります。
這件事跟台灣人說的話,常常會被回說:
「為什麼要這樣呢?!搬遷新居不會對附近鄰居打招呼之類的 !」。
「なんでそんなことをするの?!近所の人に引越しの挨拶なんてしないよ!」
と言われることがしばしばあります。
但是對日本人來說這是必須要做的禮節。
原因是住在同一個區域是要進入同一個社交圈裡,然後成為社交圈的一員的話,
日本人就會被希望要送禮物或是互相協助幫忙這類的事。
なぜなら、同じ地域に住むということは、
その世間に入り込むということ。
そして世間の一員となると、
日本人は贈り物を送ったり、互いに助け合うことが求められるのです。
以送禮物的例子來說的話,
相當於是中元節、歲末送禮及紀念品之類的。
另外,咖哩等不小心做太多然後將咖哩分送給鄰居這類的事,
雖然在都市裡已經越來越少了,
但這也是被認為是一種送禮或互相幫助的禮節。
お中元やお歳暮、またお土産なんかもそれに当たります。
また、都市部では少なくなってきましたが、
カレーなどを作りすぎてそれを隣人に「おすそわけ」する
というのもこの一種だと考えられます。
就連我這種被人家說是以自我為中心・利己主義的惡魔這樣的人,
都會因為沒有帶任何伴手禮回來,
總覺得像是做了什麼壞事般內疚感油然而生。
お土産を何も買って帰らないと
何だか悪いことをしたかのような罪悪感にかられます。
我們透過互送禮物,
無意識地在進行確認自己是社交圈的一份子及培養同伴意識。
世間の一員であることを確認しあったり、
仲間意識を育むということを無意識的に行っているのです。
您覺得如何呢?
本次的報導,如果可以讓你對於日本的了解有幫助的話,即使只有一點點我也會感到榮幸
順便一提,這次的報導內容是參考阿部謹也先生及鴻上尚史先生的書,
如果對他們的書有興趣的話,請務必閱讀看看喔!
今回の記事が少しでもあなたの日本理解に役立てば幸いです。
ちなみに今回のお話は阿部謹也さん、
そして鴻上尚史さんといった方の本を参考にしています。
もし興味があったらぜひ読んでみてくださいね!
文章:Atsushi/翻訳:ユウ