「這個漢字是那個意思!?和中文完全不一樣!」
「この漢字ってそんな意味だったの?!中国語と全然違う!」
最完備的日文學習環境在台灣。
這我能肯定。
これは断言できます。
打開電視,每天都在播日劇,
走在街上,到處都能看到日文標示的包裝。
而且日本的觀光客也是逐年增加,
像假日的永康街或九份等景點,
根本就是日本人多於台灣人的感覺。
街に出かければそこら中に日本語のパッケージが目につく。
さらに観光客だって年々増え続け、
休日の永康街や九份なんかは日本人の方が多いんじゃないかっていうくらい。
當然跟過去歷史也有關係,
但和日本有這麼深遠的文化牽連的國家並不多。
文化的な繋がりがここまで日本と繋がっている国はそうそうありません。
而且在學習日文上,
和其他國家有著關鍵的差異。
他の国とは決定的な違いがあります。
那就是「漢字」。
在一開始就懂漢字的狀態去學習日文,
跟完全不懂,必須從零開始記漢字的人比起來,
簡直是天壤之別。
漢字を最初から知っている状態で日本語を学ぶのと
漢字を0から覚えなくてはいけない状態から始めるのでは
雲泥の差があります。
在我開始教台灣人日文之前,
曾經教過俄羅斯人日文,
他們完全不會使用漢字。
ロシア人に日本語を教えていた時期があるのですが、
彼らは全く漢字が使えません。
就算學會了簡單的會話,
但只要讓他們看到漢字,
他們就會表現出一副「漢字好難喔!」的樣子,
而意志消沉。
ちょっと漢字の文を目にした途端
「漢字難しいよぅ」
と凹んでいました。
也因為這樣,許多外國人雖然能用日文對話,
但只要沒辦法看懂漢字,
就完全無法閱讀日文的文章。
漢字をある程度頭に叩き込まない限り
日本語の文が読めるようにはならないのです。
但是華語圈的人就不一樣。
しかしながら、中国語圏の人は違います。
在學日文之前,
就已經知道漢字了。
而且具備的漢字量還是日本人的數倍。
すでに漢字を知っているのです。
それも、日本人の何倍もの数の漢字を知っているのです。
說不定台灣鄉下的小混混,
還比日本最認真的高中生認得更多漢字呢。
日本の真面目な高校生より漢字を知っていると思います。
因為這些種種特質,台灣人在學日文時,
最優於其他國家的特點就在於
已經認得漢字了,
這也可能是台灣人能快速學習日文的極大因素。
漢字を最初から知っているというのは
大きなアドバンテージ(利益、有利)であるとともに、
高速学習を可能にしている大きな要因になっているのです。
雖然,
中、日文的漢字大部分意思都一樣,
但偶爾也會出現同樣的漢字,
在中文與日文當中,意思完全不一樣。
大部分において同じ意味を有している漢字ですが、
たまに日本語と中国語で意味が全く異なる漢字が存在します。
「咦?!中文是這個意思?!?!」
有許多發生在我自己身上的驚奇,
也有偶爾和我學生聊完之後,
學生跟我說:
「啊~日文這個字是那個意思呀。
我還以為是〇〇的意思呢!」
而讓我感到驚訝。
と僕自身驚いたことがたくさんありますし、
僕の生徒さん達と話していても、「あ〜日本語のこの字はそういう意味だったんですね。
私、〇〇って意味だと思っていました!」
と驚かれることもしばしばあります。
這次要來介紹幾個意思完全不一樣的漢字。
今回はそんな意味の異なる漢字をいくつか紹介したいと思います。
[ad#ad-1]
酷
看到某個很厲害的東西,
或是朋友穿了很帥的衣服時,
會脫口而出的應該就是
「酷」這個字吧。
友達がかっこいい服を着てきた時、
思わず口にしてしまう言葉、
それが「酷」だと思います。
這是從英文的cool而來的,
在中文是用來誇獎的字眼。
中国語では褒め言葉で使われていますよね。
但是,
在日文這個漢字很少用在誇獎事物上。
反而是常使用在,
責備別人的時候。
日本でこの漢字を褒め言葉で使うことはほとんどありません。
それどころか基本的には
相手を非難したり責める時に使うのです。
和靠年金生活的母親相依為命的啃老族兒子,
對母親說:
「這次我要買遊戲,拿錢來啦。
今天是『人中之龍』開賣的日子。」
如此沒禮貌的討零用錢時,
母親「不行啦!這是這個月的生活費…」
啃老族兒子「煩死了,臭老太婆!快給我錢!」
然後毆打母親,
奪取錢財,去遊戲店買遊戲。
年金暮らしの母親と二人暮らしのニートの息子が
「今度ゲーム買うから小遣いくれよ。
今日は『龍が如く』の発売日なんだよ。」
と母親に小遣いをせびった時、母「ダメよ!これは今月の生活費…」
ニート「うるせえクソババア!金よこせ!」
と母親をぶん殴って金を奪い取ってゲーム屋さんに行ってしまった時。
這種時候對於啃老族的臭小鬼,
我們會說:
「酷い!(ひどい)」
(太過分了!)
它是個「い形容詞」。
「酷い!」(ひどい)
と言います。
「い形容詞」です。
或其他像是,
朋友邊哭邊打電話來時,你問:「你怎麼了?」
他開始哭著說:
「晚上走在路上,
身後突然出現了一個男子,攻擊我的頭。
然後趁我跌倒時,搶走我的包包逃跑了…」
像這種狀況時,也可以說:
「それはひどいよ。ひどすぎるよ!」
(這個真的太過分了。簡直可惡至極!)
友達が泣きながら電話をかけてきて「どうしたの?」って聞いたら
「夜道を歩いてたら後ろから男が来て、私の頭を殴ったの。
それで私が転んだ隙に男がカバンを持って逃げて行ったの…」
というシチュエーションでも
「それはひどいよ。ひどすぎるよ!」
と使えますし、
或是看到某個極端主義的宗教團體,
破壞了重要歷史文化資產的建築物時
也可以說:
「なんてひどいことをするんだ…」
(他們做了太過分的事吧…)
「なんてひどいことをするんだ…」
と言うこともできます。
勉強
自己不想做的事還是努力去做了。
勉強自己把不想吃的東西吃完。
台灣的「勉強」是用在這種狀況的吧。
食べたくないものをなんとか最後まで食べきる。
台湾ではそんなような時にこの言葉を使いますね。
但是,這個漢字在日文當中意思完全不一樣。
(不過,日文學到某種程度的人,
幾乎100%的人都知道這個字就是了…)
(まぁ、日本語をある程度勉強したことがある人は
ほぼ100%知ってると思いますが…)
這是日文裡用來表達不良少年、愛玩的人最討厭的動詞。
英文是「study」,
中文是「學習」的意思。
英語で言うなら「study」,
中国語で言うなら「學習」,
という不良や遊び人が嫌いな動詞です。
順道一提,「勉強」這個字,
僅代表上課聽老師上課,抄黑板上的重點,
一個人自家裡解某個問題的動作,
跟實際上是不是有真正理解所學的內容,
或是真的能夠使用所學的知識,沒有甚麼關係。
単純に授業で先生の話を聞いたり黒板を写したり、
家で一人で何か問題を解いたりするという動作であって、
実際にそれを理解できているのか、
それを使える知識にできているのかどうかはあまり関係ありません。
也是有,就算有「讀書(勉強)」,
卻只拿20分這樣悲慘的人
「勉強」しても20点しか取れない悲惨な人だっているんです。
如果想要表達,所學的東西,真的確實了解了,
而且還能作為一種技能來使用的話,
用「学ぶ」「学習する」比較好。
それを使えるスキルにしているということを表したいなら
「学ぶ」「学習する」を使ったほうがいいです。
小三
台灣人看到這個字應該都不會有甚麼好感吧。
如果想到,我的男友有「小三」
晚上可能就會睡不著了。
這個字就是這麼恐怖的存在呢。
もし自分の彼氏に「小三」がいたら…と考えると
夜も眠れないかもしれない。
それくらい恐怖の存在だと思うんですよね。
「小三」這個字就是指
「有第二個男朋友、女朋友」「外遇對象」
的意思呦。
「二人目の彼氏・彼女」「浮気相手」
という意味があると思うんですよ。
但是在日文的「小三」並沒有這種令人聞之喪膽、
大人之間不單純的交友之類的複雜意思。
我們看到「小三」這個字反而覺得很可愛。
大人のドロドロ感というか、
複雑な事情を含んだ意味はないんですよね。「小三」という漢字を見たらなんだか可愛らしく思えてきます。
因為日文中
「小三」=「小学三年生」(國小三年級的學生)
(しょうさん)(しょうがくさんねんせい)
的意思。
「小三」=「小学三年生」
(しょうさん)(しょうがくさんねんせい)
という意味しかないからです。
之前我和台灣人說話時,我有遇過當我說
「我小三的時候~」之類的話時
眼前的台灣人就噗哧的笑了出來。
真的很不可思議。
「我小三的時候~」とか話した時に、
目の前の台湾人がクッソ笑っていたのを見たとき
すごい不思議でした。
一開始我不是很明白,
直到對方忍著笑意問我
「你被外遇過嗎?」
這時我才了解。
相手が「あんた浮気されてたの???」
って笑いを抑えながら僕に聞いてきた時
やっと意味が理解できました。
台灣對國小O年級生也會說
「小O」這樣的說法,
但「小三」這個字的另一種意思太強烈,
所以不太常用。
「小○」っていう言い方があるようですが、
やっぱり「小三」のもう一つの意味が強烈なので
あまり使わないと思います。
怪我
在中文,
發生了某件不好的事,
表達責任是否在自己身上的時候,會用這個字。
何か悪いことがあって、
その責任の所在が自分にあるかないかの時だと思います。
像是用在以下的狀況:
「不要怪我!」
「怪我沒講清楚」
「怪我沒講清楚」(俺がはっきり言わなかったのが悪いんだ)
などのように使うと思います。
但是,在日文完全不是這樣。
跟責任之類的事完全沒有關係。
責任云々は全く関係ありません。
例如
摔角選手揹著對手從場上往觀眾席進行跳水式攻擊時,
因為落點不好,撞到頭蓋骨而骨折。
プロレスラーがリングから客席に敵を担いでダイブした時、
打ち所が悪くて頭蓋骨を骨折してしまったりだとか、
或是在秋葉原的徒步區,
一個發狂的男子開車持刀闖入,狂暴的攻擊路人
造成許多人受傷。
車で突っ込んで刃物を持って暴れまわって
多くの人が切りつけられたりだとか。
那就叫「怪我」。
それが「怪我」です。
也就是
「受傷」的意思。
「受傷」
です。
是使用在:
「客席にダイブした時、誤って怪我をした。」
(往觀眾席施展跳水式攻擊,不小心受傷了。)
「秋葉原での殺傷事件で怪我人が多数出ました。」
(在秋葉原發生的殺生事件,造成多人受傷。)
「秋葉原での殺傷事件で怪我人が多数出ました。」
などのように使います。
另外,平常大多數的人,比起用漢字寫「怪我」,
用平假名・片假名寫「けが・ケガ」的人比較多。
ひらがな・カタカナで「けが・ケガ」と書くほうが多いです。
おまけ・陸男
在台灣看到這個詞的話,
它表示:
「大陸的男人」=「中國男人」
「大陸の男」=「中国人男性」
の意味になるこの言葉。
但是在日文中,
幾乎不會有人看到這個詞會聯想到中國人。
而且,日本也不會將中國人稱為
「大陸人」。
中国人を思い浮かべる人はほとんどいません。
というか、そもそも中国人のことを
「大陸人」って言わないですからね。
對日本人來說,
「陸男」是男生的名字。
念法是「りくお」或「むつお」。
読み方は「りくお」や「むつお」となります。
為什麼這邊會特別提到「陸男」這個詞呢?
原因是先前發生一起
中國男性在池袋車站北側出口,
強姦了前女友的事件,
那時台灣的新聞寫著
「陸男○○○○○○」。
先日中国人男性が池袋駅北口で
元カノをレ○プするという事件が起きた時、
台湾のニュースでは「陸男○○○○○○」って書いてあったんですよ。
我一開始的反應是
「陸男是誰呀?wwwww
幹嘛不寫他的姓氏wwww」
但之後好好的想了一下,發覺
「啊,陸男是指大陸的男子吧!」
「陸男って誰だよwwwww苗字で書けよwwww」
って思ったんですが、
よくよく考えて
「あ、大陸の男ってことか」
と気づきました。
另外,「陸女」這個詞在日本人的印象中是,
跑田徑(日文:陸上競技)的運動型女生。
果然,對日本人來說「陸」這個字,
完全不會跟中國聯想在一起啊。
陸上競技をやっているスポーティーな女性をイメージします。
やはり、日本人にとって「陸」の字に中国のイメージは全くないんですねぇ。
看完這篇文章覺得怎麼樣呢?
我個人很喜歡找這種,
日文跟中文很像很類似,但又不一樣的地方。
可以把這個樂趣分享給你們的話,我會非常高興的。
日本語と中国語の似ているようで違うところを探していくのは
個人的に大好きなので、
その楽しみを共有できたらとても嬉しく思います。
如果覺得這次的企劃很有趣!
請到我FB粉絲團,或是在這個網站的意見欄留下你的感想!
如果得到很好回響的話,可能也會有第2彈???
という方はfacebookページやこちらのコメント欄で感想を送ってください!
もし反響がよければ第2弾もある、かもよ???
文章:Atsushi/翻訳:伊婷