我是 Atsushi。
我總是學生們說
一定要把基礎徹底打好打穩。
基礎を徹底しろとお伝えしています。
因為就算已經是上級程度的人,
在寫作時所犯的,
也有九成都是初級的基礎錯誤。
上級者でも作文のミスの9割は
初級レベルの基礎事項だからです。
而且,很多苦惱於
自己的日文表達能力
一直無法增長的人,
其實連中等程度的表現方式都還不會用。
自分の日本語表現力に
伸び悩みを感じている人の多くは
中級レベルの表現が使えていないことが多く、
只要能把這些都好好重新學起來,
就能夠擁有穩固堅實的日文能力了。
確固たる日本語力を
身につけることができるからです。
這一次,
我就要來介紹
連上級者都很少有人真正弄清楚的文法:
「〜がる」
的用法跟例句,
身についている人が少ない文法事項
「〜がる」の使い方と例文を紹介するとともに、
以及學校老師不會教你的
「日語的常識」。
「日本語の常識」についても
お話ししていきます。
「〜がる」的用法和意義/「〜がる」の使い方と意味
那麼首先就來理解一下
這個基本文法的概念是什麼吧。
概念を理解していきましょう。
・い形容詞(去い)+がる
ほしい+がる=ほしがる
〜したい+がる=〜したがる
・な形容詞(去な)+がる
例)暑い+がる=暑がる
ほしい+がる=ほしがる
〜したい+がる=〜したがる・な形容詞(な抜き)+がる
例)残念+がる=残念がる
「〜がる」是用來表示
「想要、想做、疼痛、高興、可惜」等等,
第三人稱的希望、身體感覺、和情感。
「ほしい・Vたい、 痛い・うれしい・残念だ」など
3人称の要望・希望、身体的感覚、感情を表します。
而「がる」本身,
可以做第一類動詞的動詞變化。
(〜がります、〜がって、〜がる、〜がらない 〜がった)
同じように活用します。
(〜がります、〜がって、〜がる、〜がらない 〜がった)
私の子供は、いつもアイスクリームを食べたがります。
(我家小孩總是一直想吃冰淇淋。)
隣の部屋がうるさいので、彼は引っ越したがっています。
(隔壁房實在太吵,讓他很想搬家。)
あの選手は痛がっている様子を見せているが、実際は怪我なんてしていない。全部演技だ。
(那個選手雖然看起來很痛的樣子,其實根本沒有受傷。完全是在演戲。)
注意
1:接「ほしい」的時候
助詞「が」要改成「を」。
助詞「が」は「を」に変わります。
→ 弟はNをほしがっている。(弟弟想要N)
2:通常會使用「がっている」的形式,
但在講普遍的傾向時會用「がる」
一般的な傾向を言う場合は「がる」の形で使います。
(小孩子總是會想要父母的東西)(小孩的普遍傾向)
さっき息子が私のスマホをほしがっていて大変だった。(さっき起きた出来事)
(剛才我兒子一直想要拿我手機我超崩潰)(剛剛發生的事)
3:主詞是地位比自己高的人的時候,
最好不要使用。
會完全感受不到尊敬的感覺。
敬っている気持ちが全く感じられなくなります。
(課長請我去幫他影印)
×課長はコピーをとってほしがっていた。
(課長想要我去幫他影印)
到底為什麼一定要特別用「がる」?なぜ「がる」をわざわざ使わなければいけないの?
不論現在第一次學到這個文法的人,
或是以前就學過的人,
應該很多人都想過一個問題:
「為什麼一定要特別用這個文法啊?
就直接說『ほしい』不就好了嗎!」
過去に学んだことがある人も「何でこんな文法をわざわざ使わなきゃいけないの?
そのまま『ほしい』とか使えばいいじゃん!」
などと思ったことがある人も
多いのではないでしょうか。
其實,在日文的世界裏,
我們不會直接把第三者的感情或感覺
用相應的形容詞或動詞表現出來。
第三者の感情や感覚をそのまま形容詞・動詞を使って
表すことができません。
因為人是不可能百分之百地
理解別人的感情或感覺。
他人の感情や感覚は100%確実に
理解することができないからです。
要是說了
「彼は今、右手が痛いです。」
(他現在右手很痛。)
「彼は今、右手が痛いです。」
と言ったら
那會表示這個說話者
百分之百了解那個人的痛楚,
或是跟他同步感受到那個痛感。
100%彼の痛みを理解しているというか、
痛みを共有しているような感じに
なってしまうのです。
就會很像是
「你現在一定很痛吧。
我能知道你全部的事。」
這樣子超能力者或是神明一樣的情況。
私はあなたの全てを知っている」
みたいな超能力者か神のような話になってしまいます。
因此,為了表現出
「雖然不能百分之百理解或共享那個感覺,
但是他說了~喔。」
「雖然我也不知道實際是怎樣,
但是他的樣子看起來很~喔。」
的感覺,
最簡單的方法就是用「がる」了。
そのため、
「100%理解できないし、感覚を共有することはできないけど、
彼は〜って言ってたよ」
「僕は本当のところはわからないけど、
彼は〜って様子を示していたよ」
といった表現をしなければならず、
そのための一番簡単な表現が「がる」なのです。
除了「がる」之外,
也可以用
「がる」以外に、
「ほしいと言っていた」
「〜したいようです」
「嬉しそうにしていました」
這些表示樣態或傳聞的講法。
上級者也會弄錯的翻譯問題/上級者でも間違える翻訳問題
以下要來介紹一個
在我所開設的線上課程「C-CLASS」中,
出給中高級程度學生們做的翻譯問題。
僕が開いているオンラインレッスン「C-CLASS」の中で
中級〜上級に向かっている生徒のために出している
翻訳問題です。
最近這個話題在日本推特上引發了議論,
一切都起因於一位網友分享起小學一年級的兒子的娛樂觀。
這位小學生覺得YouTube是至高無上的娛樂,甚至是生存的必要條件。
他也喜歡看《鬼滅之刃》之類的動畫,然而說起漫畫、繪本這類靜態的東西,就絲毫提不起興趣。
不但把繪本當成垃圾,漫畫更是連看都看不懂啊……
(來源:https://news.gamme.com.tw/1742921)
在這段文章中
「他也喜歡看《鬼滅之刃》之類的動畫,
然而說起漫畫、繪本這類靜態的東西,就絲毫提不起興趣。」
這個部分,
「他也喜歡看《鬼滅之刃》之類的動畫,
然而說起漫畫、繪本這類靜態的東西,就絲毫提不起興趣。」
ここの部分ですが、
幾乎全部的學生都翻譯成
「彼は「鬼滅の刃」などの動画を見ることが好きですが、
漫画や絵なとの音が出ないものが全然興味ありません。」
「『鬼滅の刃』などのアニメを見るのが好きですが、
漫画や絵本などの静的なものには全く興味がありません。」
這類的寫法。
ほとんどの生徒が
「彼は「鬼滅の刃」などの動画を見ることが好きですが、
漫画や絵なとの音が出ないものが全然興味ありません。」
「『鬼滅の刃』などのアニメを見るのが好きですが、
漫画や絵本などの静的なものには全く興味がありません。」
などと訳していました。
不是日籍老師的話,
可能還會算他正確。
但是要是給日本人看的話,
就會感到一陣違和了。
これでも○をつけると思いますが、
これは日本人が読んだら違和感を感じます。
因為這是在講推特上貼文的那個人的兒子,
是跟我們讀者們完全沒有關係的第三者。
twitterの投稿を行なった人の息子さんの話で、
僕たち読者とは全く関係のない第三者で、
而我們明明無法完全理解
這個第三者的感情或關心的事物,
卻使用了「〜が好き」「〜に興味がある」
這種斷定的說法。
「〜が好き」「〜に興味がある」と
断定してしまっているからです。
其實這邊的
「好き」「興味がある」
的部分,也必須要
用前面所說明的「がる」的思考方式
去翻譯才會比較精準。
「好き」「興味がある」の部分も
先ほど「がる」で説明した考え方で
アプローチしなくてはなりません。
比如說像是
「彼は『鬼滅の刃』のようなアニメを見るのも好きだと言っていますが、
漫画や絵本といった動きのないものについては全く興味を示していません。」
這樣用其他的動詞來補足表現的方式。
「彼は『鬼滅の刃』のようなアニメを見るのも好きだと言っていますが、
漫画や絵本といった動きのないものについては全く興味を示していません。」
などと
別の動詞を使って表現を補う必要があります。
我認為只有能夠用這樣的思考方式、
並寫出正確文章的人,
才能夠被稱作為真正的上級者吧。
適切に文を作れる人こそ、
真の上級者と言えるでしょう。
看到這裡,覺得怎麼樣呢?
像是這次介紹的這種
上級者可能不會想去看的 N3 文法之中,
其實也藏著非常重要的日文概念。
上級者が見向きもしないようなN3の文法にも
実は重要な日本語のエッセンスが隠れています。
只有掌握著這種日文概念,
才是能到達零違和的自然日文的捷徑。
違和感0の自然な日本語を身につける近道です。
想要謙虛地從初級、中級開始,
重新打好基礎學習的人,
請一定要來參加 C-CLASS 看看。
ぜひC-CLASSを受講してみてください。
每個禮拜都會確實地突破你的學習盲點,
讓你能夠培養出真正的日語力。
確かな日本語力を養うことができますよ。
那這次就先到這邊!
文章:Atsushi/翻譯:張茶裏