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「我喜歡你」的日文是?課本沒教的「〇〇のこと」用法/「我喜歡你」の日本語は?「〇〇のこと」教科書が教えない日本語文法

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約8分
「我喜歡你」的日文是?課本沒教的「〇〇のこと」用法/「我喜歡你」の日本語は?「〇〇のこと」教科書が教えない日本語文法

好,我是Atsushi。

Atsushiです。

很突然的,我要來問一個問題。

「我喜歡你。」
這句話的日文該怎麼說呢?

突然ですが問題です。

「我喜歡你。」
これを日本語にするとどうなるでしょうか?

很多人可能會回答:
「あなたが好きです。(我喜歡你)」
或是
「君が好きだ。(我喜歡你)」

多くの人は
「あなたが好きです。」とか
「君が好きだ。」とか
そんな感じの回答を出すと思います。

但是有一部分的人可能會回答:
「あなたのことが好きです。(我喜歡你)」
「君のことが好きだ。(我喜歡你)」

でも一部の人は
「あなたのことが好きです。」
「君のことが好きだ。」
などと答えたかもしれませんね。

確實你可能聽過在日劇或是漫畫裡
他們會說:
「君のことが好きだ!!!(我喜歡你)」

確かに日本のドラマや漫画でも
「君のことが好きだ!!!」
と言っているのを
聞いたことがある人もいると思います。

可能很多人會想:
「到底哪一句才是正確的!?」
「到底『のこと』是什麼呀?」

「どっちが正解なんだ!」
「そもそも『のこと』って何なんだよ!」
と思った方もいると思うのですが、

其實這是教科書裡面都不太會解釋,
但我們日本人很常使用的文法表現.

実はこれは教科書では
あまり解説されませんが、
僕ら日本人がよく使う文法表現なのです。

這次要來說明「〇〇のこと」的使用方法。

今回は「〇〇のこと」の感覚や
使い方を解説していきます。

「のこと」的語感・意思/「のこと」の感覚・意味

剛剛提到
「我喜歡你」
這句話的日文怎麼說

先程の例、
我喜歡你
これを日本語にするとどうなるのか
という問題ですが、

以結論來說
「あなたが好きです。(我喜歡你)」
「あなたのことが好きです。(我喜歡你)」

這兩句話都可以。

結論から言うと
「あなたが好きです。」
「あなたのことが好きです。」
どっちでもいいです。

而這兩句話有什麼不一樣呢?
「〇〇のこと」有表示
「和〇〇相關的許多事情」
「〇〇整體、全部」的意思。

じゃあ何が違うのかというと、
「〇〇のこと」には
「〇〇に関するさまざまなこと」
「〇〇の全体・全て」
という感覚があります。

所以
「あなたのことが好きです(我喜歡你)」
這句話中包含
「我對於你的外表、個性、給人的感覺,全部都喜歡!」

だから、
「あなたのことが好きです」には
「見た目も性格もその雰囲気も全部好きですよ」
といった感覚があります。

「あなたが好きです(我喜歡你)」的話
就少了「整體感」,
單純就是傳達「對對方有好感」而已。

「あなたが好きです」には
そういう「全部感」はなくて、
あくまで「単純な好意」を伝えているだけの表現です。

使用「のこと」的時機/「のこと」が使える時使えないとき

我解釋到這裡,
可能有的人會想:
「哇!我之前都不知道這個用法耶!趕快來用用看!」
請稍等一下!!

さて、この解説を見て
「おお!今まで知らなかった!早速ガンガン使ってみよう!」
と思った方もいらっしゃると思うのですが、
ちょっと待ってください。

要使用「〇〇のこと」有幾個條件,
如果胡亂使用的話,會完全沒辦法傳達給日本人,
而引發大災難。

この「〇〇のこと」はいくつか使用条件があって、
むやみやたらに使うと日本人に全く伝わらないという
大事故が起こります。

為了不要發生這種狀況,
以下要做幾點補充說明。

そうならないために、
今からいくつか補足で説明します。

1:遇到「視覺・知識」的動詞時,都可以使用/知覚・知識を表す動詞の場合、どっちでもいい

使用「見る(看)」或「知る(知道)」等字
加不加「のこと」,
意思都不會改變。

「見る」や「知る」といった
動詞とセットで使うとき、
「のこと」を使っても使わなくても
意味は変わりません。
今からちゃんと私を見ていてね。
今からちゃんと私のことを見ていてね。

(從現在開始要好好看著我哦!)
彼を知っていますか?
彼のことを知っていますか?

(你認識他嗎?)

2:跟「喜好・厭惡」相關的時候,除了「人」以外,不能使用「のこと」/「好き・嫌い」の時、人以外に「のこと」は使えない

跟剛剛
「あなたのことが好きです(我喜歡你)」
這句話一樣,

先程の例文
「あなたのことが好きです」
これと同様に
あの人のことが嫌いだ。
(我討厭那個人。)
田中くんのことが気になっている。
(我很在意田中。)

等等「喜好・厭惡」相關的情感動詞
經常與「のこと」一起使用,
但是這裡面的喜歡或厭惡的對象一定要是「人」。

など「好き・嫌い」を表す感情表現と一緒に
「のこと」を使うことが多いですが、
この好き嫌いの対象はあくまで「人」です。

基本上不會使用在人以外的東西上面。

人以外の物などには基本的に使えません。
◯私は桃が好きなんですよ。(我喜歡桃子。)
×私は桃のことが好きなんですよ。(我喜歡桃子。)
(桃子難道是女生的名字???))
◯私は桃が好きなんですよ。
×私は桃のことが好きなんですよ。
(桃っていう名前の女の子???)
◯フランスが好きなの。(我喜歡法國。)
×フランスのことが好きなの。(我喜歡法國。)
(難道是動畫『義呆利)』的世界???)
◯フランスが好きなの。
×フランスのことが好きなの。
(アニメ『ヘタリア』の世界かな???)

3:經常與「考える(思考)」「思う(想)」這類與思考、記憶相關的動詞一起使用/「考える」「思う」など思考・記憶系動詞はよく使う

「考える(思考)」「思う(想)」
表示思考的動詞,
或是「思い出す(想起來)」、「覚える(記得)」
等等這類跟記憶相關的動詞,
基本上要配合使用「のこと」才會比較自然。

「考える」「思う」など
思考を表す動詞や
「思い出す」「覚える」など
記憶に関する動詞の場合、
基本的に「のこと」を使った方が自然です。
◯さっきから芳子のことを考えていたよ。
×さっきから芳子を考えていたよ。
(從剛剛就一直想著芳子的事唷。)
◯みんな斎藤くんのことを覚えていないみたいだけど、僕は彼のことを今でも覚えている。
△みんな斎藤くんを覚えていないみたいだけど、僕は彼を今でも覚えている。
(大家都不記得齊藤的事情,但我到現在都還一直記得他。)

4:對象是動作的「受詞」時,不能使用/対象に働きかける動詞の時は使わない

對象是某個人或物,且為動作的受詞時
不能使用「のこと」。

誰か他の人・物を対象にして
それに働きかけるような動詞の場合は
「のこと」を使いません。
◯走っていた猫が佐藤さんにぶつかった。
×走っていた猫が佐藤さんのことにぶつかった。
(在跑的那隻貓撞到了佐藤。)
◯エレベーターの扉が彼を挟んだ。
×エレベーターの扉が彼のことを挟んだ。

(他被電梯的門夾到。)

例外:跟「攻擊性」相關的動詞,能夠使用「のこと」/攻撃系の表現は使えることがある

從第4點我們可以看到
如果對象是動作的受詞時,
並不會使用「のこと」,
但是近年跟攻擊性相關的動詞,則能夠與「のこと」一起使用。

4で見たように
何かを対象にする動詞の場合
「のこと」は使えないのですが、
近年では攻撃的な動詞の場合
「のこと」が使えることがあります。

我想可能是因為攻擊性動詞裡會讓人聯想到
「喜好・厭惡」裡的「討厭/嫌惡」,
所以才能夠這樣用吧。

これはおそらくですが、
「好き・嫌い」の「嫌い/憎悪」と
結びついているから
許容されるのではないかと僕は考えています。
◯彼を殺したい。
◯彼のことを殺したい。

(我想殺了他。)
◯山内くんがさっき上田さんを殴ったんだよ!
◯山内くんがさっき上田さんのことを殴ったんだよ!

(山內剛剛揍了上田哦!)

看完今天的文章覺得怎麼樣呢?

いかがでしたでしょうか。

在教科書裡面容易被忽略的「のこと」,
卻經常在我們日本人的對話中使用哦。

教科書ではスルーされがちだけど、
実は僕らが意外と使っている表現、
「のこと」。

請學會這個用法,
讓你的日文變得更自然吧!

これを使いこなして
より自然な日本語を身につけてみてくださいね。

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文章:Atsushi/翻譯:伊婷

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